【マウスの不具合】勝手にダブルクリックになったりドラッグ&ドロップがうまくいかない時

小ネタ
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こんにちは。

マウスを使用してパソコンを操作している方の中で、下記のような現象が起きている方はいないでしょうか?

  • 1度しかクリックしていないのにダブルクリックになる
  • ドラッグ&ドロップ中にドラッグが途中で解除されてしまう

今回の記事は上記のような現象が起きている方に読んでいただきたい記事となります。

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この現象は何なのか?

冒頭で箇条書きしたような現象は「チャタリング」と呼ばれている現象で、マウスに起きることがある不具合の一つです。

私も実際に使用しているマウスにチャタリングが起きてしまいました。

チャタリングが起きたマウスはかなり操作がしづらく、とんでもなく作業効率が落ちてしまったので、すぐに予備のマウスを使用することになりました。

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チャタリングが起きたマウスはどうする?

チャタリングが起きたマウスに対しては、主に下記のような対応をとることになります。

  • マウスのメーカーに修理を依頼する
  • メーカー以外の業者に修理を依頼する
  • 自分で修理する
  • メルカリなどのフリマアプリに出品する
  • 捨てる

「修理してまで使わないよ」という方や、「フリマアプリに出品するのはめんどくさい」という方はマウスを捨てるという選択になるとは思いますが、それ以外の方は他の4つの対応について検討してみてください。

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マウスのメーカーに修理を依頼する

修理を行う際の選択肢の中では、やはりメーカーに任せるのが1番確実です。

マウスのメーカーの保証期間はだいたい6カ月~1年間程ですが、商品によっては3年間程の長期期間保証してくれる物もありますので、マウスに不具合を感じた際にはまずはメーカーの保証期間内かどうかを確認しましょう。

もし、保証期間外となっていた際には、有償で修理を行っているメーカーもありますが、修理は行わないメーカーもありますので、各メーカーのサポートに電話やメールをするなどして相談することになります。

メーカー以外の業者に修理を依頼する

メーカー以外の業者に修理を依頼するのは、「どうしても修理をしたいけどメーカーに修理を断られている」という状況の方以外はとらなくて良い選択ではないかと思います。

まず、マウスを修理する業者をインターネットで検索をしてみても、誰もが聞いたことがあるような業者は出てこず、あまり安心感がありません。

なお、以前はドスパラがマウスを修理するサービスを行っていましたが、現在は受付を休止しており、再開する日程も決まっていません。(ちなみに修理料金は5500円でした)

自分で修理する

自分で修理をしてみるという選択肢もあります。

全て自己責任にはなりますが、「なおればラッキー」という気持ちで、捨てる前に1度試してみるというのも良いと思います。

私の使用していたマウスにもチャタリングが起きましたが、自分で修理することが出来ました。その時の手順を下記に記載しますので、「これなら出来そう」と思った方は試してみてください。

チャタリングが起きたマウスを修理してみる

修理したマウス:M570(Logicool製)

修理に必要だった物
  • ドライバーなど、マウスを分解する工具(マウスによって必要な工具は異なります)
  • マスキングテープ
  • つまようじ
  • 接点復活剤(今回は呉工業株式会社の接点復活スプレーを使用しました)

手順1:マウスを分解する

まずはマウスを分解するために各箇所のネジを取り外します。
ネジがある場所はマウスによってさまざまですが、今回のマウスのように、赤丸で囲んだようなパッドの下や、緑丸で囲んだようなシールの下に隠れていることもあります。
また、ネジについても通常の+-のドライバーでは外すことが出来ない特殊な形状となっていることもあります。(今回はトルクスという星型のドライバーが必要でした)


下図がネジを外した状態です。
この図の赤丸で囲んだ部分が、今回修理する対象となる左クリック用のスイッチです。
今回は左クリックのみの修理ですが、右クリックに不具合が起きている際には青丸で囲んだスイッチが対象となります。

手順2:マスキングする

接点復活剤には塗るタイプやスプレータイプがありますが、今回はスプレータイプを使用するので、ほかの部品に液が吹き掛からないようにするためにマスキングします。

手順3:接点復活剤を吹きかける

下図の赤丸内のスイッチ部分(白い部分)に対して軽く接点復活剤を吹きかけます。
たくさん吹きかける必要はありません。
そのまま吹きかけても大丈夫だとは思いますが、私はなるべく内部に液が行き渡ってほしかったので、もう片方の手につまようじを持ち、スイッチ部分を押し込みながら吹きかけました。

手順4:接点復活剤をなじませる

接点復活剤をなじませるためにスイッチ部分をカチカチ押し続けます。
何を使って押しても良いのですが、私はつまようじの後ろ側を使うのが押しやすかったです。
押す回数の目安は何とも言えませんが、私は2~3分間程カチカチしていました。
十分カチカチし終わったら、目に見える範囲の駅の残りをティッシュなどで拭き取ります。

手順5:マウスが修理できたか確認する

分解した時と逆の手順でマウスを組み立て、チャタリングが起きなくなっているかを確認します。

もし、チャタリングが解消されていない際には、もう一度だけ上記の手順をやり直してみてください。
私も最初に試したときは解消されませんでしたが、もう一度同じ手順で念入りにカチカチすると解消されました。

メルカリなどのフリマアプリに出品する

値段によってはメルカリなどのフリマアプリに出品するのも選択肢の1つです。

フリマアプリ内の検索で「マウスの型番+ジャンク品」、または「マウスの型番+チャタリング」などで検索してみると相場がわかります。例えば今回私が修理したM570は、だいたい1500円程で取引されているようです。

送料や梱包材など費用を差し引いてもプラスになるようでしたら出品するのも良いと思います。

なお、出品時にはトラブルを避けるためにチャタリングが起きているジャンク品であることを記載しておきましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

マウスにチャタリングが起きた際には今回紹介したような選択肢がありますが、私はなるべく自分で修理をしてみようと思っています。

必要な道具を購入するための出費や、自己責任で行うリスクはありますが、マウスにチャタリングが起きるたびに買い直す必要がなくなるかもしれないというメリットは大きいためです。

しかしながら、使用しているマウスの値段や、愛着があるかなどによって状況が変わってくると思いますので、良さそうな選択をとってみてください。

以上、マウスの不具合についてでした。

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